ちゃ太郎の足跡
気ままの日記
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ちゃ太郎の リスボン日記 17  2009.3.31

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3月31日 ひる

「教会だ、こんな所に」
コロンボ・ショッピングセンターの入口を入って左、
駐車場への通路の、見えない所に あった。
さすがポルトガル、97%がカソリックだけの事はある。

あのグルベンキアン美術館の「ダーウィン展」。
一昨日は、「今更ダーウィンなんて」と思ってスルーしたが、見ることにした。
展示には、私物(メモや日記、手紙)、動物の剥製や、生きているトカゲ、象ガメ、ヘビ、サル
(動物園の一部のオリが空だったのは、ここに連れて来ているかららしい。)
しかし、それ程のものではない。

大事なのは、カソリック97%の国で、
聖書の記述に反する「進化論」を提唱したダーウィンを特集していること。
他にも、遺伝学のメンデル等のコーナーもあり、
グルベンキアン財団は反カソリックなのかと心配したが、驚きは最後に待っていた。
出口の手前に、何もない3×4(6畳)の部屋があり、白壁に美しい花の映像を映写、
そしてBGMは、大音響のワーグナー「トリスタンとイゾルデ 愛の死」。
私には、「これまでの展示で汚れた頭や体を、ここで清めて下さい」
と、言っているかのように思われた。
消毒部屋、あるいは懺悔の部屋。
ローマ法王さま~。ごめんなさ~い。

バスに乗った。
今日はどこに行くのだろう。
明らかにアラブ系の街を通り、タクラマカン砂漠のキャラバン隊風味に登って行くバス。
数十分走って、停まった。
皆、降りるので、オバちゃんに「フィニ(終わり)?」「スィン(そう)」「オブリガード」
この会話も うれしい。

降りて20m歩いて、びっくり。
国鉄の駅らしいが、駅前のロータリー集まっている人の95%が黒人だ。
夜だったら、けっこうビビったかも。
アフリカ系移民の町なのか。
駅の名前は「ダマイン」。
駅前をちょっとぶらぶらしたが、何もない。
ちょうど来たバスに乗った。
しばらく走ると、コロンボ・ショッピングセンター、
そしてサッカーチーム「ベンフィカ」の本拠地スタジアムを通過、
そのまま乗っていると、地下鉄の駅があるテレイラを通過、
そして、おぉ、あれは「スポルディング」の本拠地スタジアムだ。
そう、ここは緑豊かな老人ホーム「カンポ・グランデ」だ。
どこをどう通ったか、分からないままバスを降りた。

かなり、エキサイティングなバスの旅だった。
「ポルトガルは人種のるつぼ」を実感。

そういえば、朝、コロンボ・ショッピングセンターで、
化粧品の店頭販売をしている イケメン男性(ダンディーズ リーダー 大石誠風)に
「お肌の事、気にならない?」みたいに呼び止められ、
「ノン」と言うと、
「オブリガード」と優しく言って、にっこりほほ笑んだ。
私の中に、何を見たのだろう???