ちゃ太郎の足跡
気ままの日記
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大田こども劇場主催 ドリーム・ダンディーズショ― 

9月28日 会場は大田文化の森ホール。

キャパ250のシンプルで素敵なホール。
「ここでダンディーズ・ライブをやりたいね」というメンバーもいた。
普段の芸術鑑賞会モードのせいか、
両脇を開けて真ん中に集中した5歳から75歳(たぶん)までの
150人の大人し―――いお客様の前で
「グレース&ダンディーズショ―」の始まり始まり―。
最前列のはにかんだ少女の適度な笑顔と適度な拒否反応が
すべてを語っていたかも。
着々とネタをこなしていくグレースの側で小さな綻びをみせながらも
崩れずに頑張るメンバーも大したもの・・・かな?
楽屋前に用意された手作りの料理(鰤の照り焼き、筍や蒟蒻の煮物、
温かい塩むすび、枝豆、卵焼き、マフィン、コロッケバーガー、ぶどう、
桃・・・お食事会ではありません・・・最後にスーパードライも)。
静かだったお客様も後半はかなり乗って頂いて日高先生も一安心、
大きな荷物を抱えて競歩のごとく早足で帰路に着かれました。
昔、エンターテインメントの花形だったレビューを
泰西名画のごとく観賞していただいた、ということかもしれません。
二割ほどの子供たちの心に残ったものは・・・何だったのかな?

にんげん座公演「田谷力三の伝言」に出演♪

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前回の記事「本公演の出演者の横顔 ☆ウーロン亭ちゃ太郎」を書いていただいた
飯田一雄先生が主宰をされている「にんげん座」に
ウーロン亭ちゃ太郎とオペラ・カンパニー全員で出演させていただくことになった!
ちゃ太郎は田谷力三の亡霊という役どころ。
会場は、浅草観音裏、毎週末「よしもと浅草花月」がかかっている
雷おこしの5656会館「ときわホール」

さてさて、浅草軽演劇の舞台でこのオペラ・カンパニー
どうなりますことやら。

公演の詳細はこちら

10月24日(水)25日(木)26日(金)

            
 平成24年度文化庁芸術祭参加公演

 劇団 にんげん座2012年秋季公演公演

 懐かしの浅草3部作 第1弾

「浅草オペラの大スター 田谷力三の伝言」

      24日  18:30
      25日  14:00    18:30
      26日  14:00

 入場料: 全席指定5000円  (前売り)4500円

   浅草5656会館  5階 ときわホール
東京都台東区浅草3-6-1

   出演: 劇団にんげん座
       ウーロン亭ちゃ太郎
       ちゃ太郎・オペラ・カンパニー

チケットご購入・お問合せ  劇団にんげん座チケットセンター
   03-3589-8479(平日9:00-18:00)
080-5373-6719(土・日曜日)
   

本公演 出演者の横顔 ☆ウーロン亭ちゃ太郎について

にんげん座主宰「飯田一雄先生」が寄せられた紹介文。

☆ウーロン亭ちゃ太郎について

 本公演の目玉のひとつがウーロン亭の登場です。
烏龍茶の類似品みたいな名前ですがマガイものではありません
すごい人です
にんげん座には いつも話題になる人物が登場して
観に来るお客さんを「アッ」と言わせるのが取り柄なのですが
ちゃ太郎さんは何者か 説明を要する特殊な人物です

 舞台にピンであがる芸人といえば 漫談とかモノマネにきまっていますが
ウーロン亭ちゃ太郎は もともと大好きな落語の雰囲気に包んだ
「オペラ落語」なるマボロシの芸を続けてきた不思議な才人です
声を張って歌わせてご覧なさい その歌唱力に圧倒されますよ

 目下 オペラの魅力を「一人オペラ」として全国の音楽祭 
各地のオペラコンサートで喝采を浴びている希少な存在なのです
 オペラの知識は並じゃありませんよ
「マクベス」だろうと「オテロ」だろうと「ローエングリン」だって「タンホイザー」やなんか
オペラだったら なんだって識っているのです
「椿姫」と声がかかれば即座にストーリーをわかりやすく説明し
そのオペラの中の名曲を選んで実際に歌って聞かせるのだから
何万円も出してコンサートホールに行かなくてもオペラが分ってしまう
すごい実力者です

 今回のにんげん座はオペラをテーマにしました
いつものお笑い浅草軽演劇ではなくて オペラかぁ
あまり縁がないカタいお話しでは高尚すぎてお客なんかこないんじゃない?と
そういう声がチラホラ聞こえました
ばか言っちゃあこまります にんげん座ですよ
畏まって面白くもない上品なものは柄に似合いません
 おもしろい いつもの にんげん座です
しかも 来ないと折角集めた貴重な芸界の隠れた才人がみられない
という人生において大事な機会を見逃すことになります

 ウーロン亭ちゃ太郎 という人は魅力のある人です
単なるお笑いの出来る芸能人とは違います
日本独自の民衆歌謡として歌謡曲(演歌)がありますが 
ポルトガルにも同じような歌謡曲があります それを『ファド』というのですが
いいんだよ これが
 ちゃ太郎さんはファドの日本語版を制作して普及活動をしているこれもまた貴重な存在です
だって ファドを日本語に訳しているすべての歌曲は ちゃ太郎さんが翻訳したものばかり
 最近日本の演歌が下火になりました 浮気がばれたの 不倫に悩むの 男が逃げたの
って陰気で不愉快な歌謡曲が蔓延しては そりゃあ 飽きますね
 ポルトガルのファドも男と女の歌はもちろんたくさんありますが
恋も愛も人生もみんなきれいに 
なんでこうも澄みきった きれいなメロディーが耳に快いんだろう
いちど ちゃ太郎マラソンワンマンショーに出かけるのをすすめます

今夏のにんげん座は見逃せない