ちゃ太郎の足跡
気ままの日記
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ちゃ太郎の リスボン日記  7  2009.3.26

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3月26日 ひる

やっちまったぜ!
昨日の森林浴をもう一度と思い、
今日は、コロンボ・ショッピングセンター前から、ベレン方面行きのバスに乗った。
これが悲劇の大誤算。
激混みの立ちっぱなし。
しかも気温が異例の26度、若者はTシャツ、
こっちは朝夕の寒さに備えて冬用のジャケット。
「軽井沢ガマン会ツアー」となった。
終点近くの人体モニュメントは、高さ2m、円空仏のような彫りかげん。
でも、暑くて悟れねーよ。

パステラリア(田舎の駅スタンド)で、コーヒーとベーコン揚げパンを食べて、
市電15番で市内に戻り、混んでいる市電28番に乗り換えてエストレラ方面へ、
というヒマとしか思えない行動をとる。(これがパックツァーにはないDAIGO味)
終点の墓地まで行くはずが、エストレラ聖堂前で運転士が降りてしまった。
2年前にも、同じ事があった。
市電は運転士の気分でやっているのだろうか。
みんな降りたところへ運転士が乗り込んで、降りなかった2人の客を乗せて出発。
いやがらせか?歩こう。

目的地は、坂道を登ること7分の所のパステラリア(田舎の…)。
昨日立ち寄ったとき、思った以上にデカいチキンカツサンドと悪戦苦闘していたら、
近所のオバちゃん達が、ソパ(シチューのようなスープ)を食べはじめ
「うまそうだな~」と思い、今日の予定に入れておいた。
“やさしさのかたまり”のような店主は、昨日の日本人を覚えていて、
ニッコリしてくれた。
(ポルトガル人は、初めての人にはニッコリしない。)

「ビカ(珈琲)と〈日本語〉ソパ ポルファボール(おねがい)
おお〈日本語〉クロケット、ドイス(コロッケ2個)ポルファボール。」
野菜クリームシチューのようなソパ、うまかった。
コロッケもうまいが、小さいのにかなりの重量感で、けっこう苦しい。
見た目で、あなどってはいけないね。
汗だくの ニッコリ「オブリガード」となった。

一回目は不審人物、2回目は常連気分になれる。
いいねぇ ポルトガル。

※ 画像ー3は、岐阜羽島駅前の「円空仏」で、リスボンのものではありません。